1クラス約10人の子どもたちを2人の先生が担当しています。また、クラス関係なく全ての先生が、子ども一人一人の個性や日本語レベルまで把握しています。一人一人に合った細かな保育が提供できるように少人数制にこだわっています。
また、クラスごとの活動だけでなく、朝の会や外遊びなどクラスを超えた縦割り時間を設けています。年齢の異なるお友だちと遊ぶことで、自然と大きいお友だちは小さいお友だちに優しく接することができたり、小さいお友だちは大きいお友だちの真似をしたり、みんなで成長を高め合うことができます。

めだかクラス (2歳半〜3歳児)
入園式に2歳半に満たないお子さんは、2歳半になった時点で入園できます。めだかクラスでは、手洗いや片付けなど基本的な生活習慣(トイレトレーニングは基本家庭で行ってもらいます)、椅子に座って先生の話を静かに聞くことなど集団生活に必要なスキル、お友だちとの関係づくりなどを学びます。
学習面では、日本語での生活言語の習得や色、形、数字の学習などに力を入れています。また、絵画やクラフトなどを通して、のりやはさみの使い方を学んだり、幼児期の発達に重要な指先を使う能力(巧緻性:Fine moter skill)を高めます。
つくしクラス (3歳〜4歳児)
つくしクラスでは、自分のことは自分でする生活習慣における自立を目指します。また、ブロックやおままごとなどお友だちと一緒に遊べる遊具を通して、お友達との関わりの中から協調性を学びます。
学習面では、日本語での生活言語の習得に力を入れ、数字、数量や図形などを学んでいきます。工作では、巧緻性を伸ばすため、めだかクラスより更にチャレンジを加え、のりやハサミを巧みに扱った作品を作ります。
ひばりクラス (4歳〜5歳児)
ひばりクラスでは、子どもたちの自主性を尊重し、子どもたちがやりたいことや、興味を持っていることをどんどんやってもらいます。レゴやプレイドーを使って、お友だちと創造的な共同作品を作り上げたりもします。また友だちとの関わりが多くなるこの時期には、「相手がどのような気持ちか」「お友だちにしてあげたいこと」を考えることで、人を思いやる心を育てます。
学習面では、ひらがな、数字、足し算などを学びます。工作では、のりやハサミを使うだけでなく、子どもたちの創造性を最大限に活かせるようなものを作っていきます。
日本語で話す力を鍛えるため、発表の時間(Show and Tell)を設けています。朝の会では、みんなの前で日にちなどを発表をしたり、帰りの会には、自分のおもちゃや身近なものをについて発表をしてもらいます。最初は恥ずかしがってしまう子でも、練習を重ねていくうちに、自信を持ってみんなの前で発表ができるようになります。